1月28日(金) 1年生 学活「プライベートゾーンのことをしろう」
学活の時間に養護教諭の北村先生に「プライベートゾーン」についての授業をしてもらいました。
「プライベートゾーン」とは、水着を着ると隠れる部分のことです。プライベートゾーンは、自分だけの大切な場所で、簡単に見せたり、触らせたりしてはいけない場所であることを学習します。
プライベートゾーンの知識が身につくと、以下のようなことができるようになります。
- 被害を被害と認識し、対処できるようになる。
- 知らずに加害者になってしまうことを防ぐことができる。
- 被害にあっている人を助けることができる。
- 何かあった時に、大人に相談できようになる。
内閣府の調査結果(H29年度調査)によると、女性の13人に1人が性被害にあっています。被害の時期は1割が小学生以下。男の子の被害もあるそうです。
子どもたちは必要な知識がついていないために、被害にあってしまったり、知らないが故に加害者になってしまったりすることがあります。知識は力になります。
どんな人も「被害者」にも「加害者」にもなさせないために、子どものうちから正しい知識を身につけることが大切です。
実際に、プライベートゾーンを守る行動ができるか、いろいろなシーンで5人の子に断り方を演じてもらいました。
どの子も「やめて!」「いや!」としっかり言えていましたが、中には、はじめ笑いながらやっている子もいたのですが、笑ってたりふざけていたりすると、「喜んでいる」と思われて、ますます悪い人が近寄ってくるかもしれないことを北村先生に教えてもらいました。
以下は、授業後の子どもたちの感想です。
- 「プライベートゾーン」という言葉がわかりました。
- 「キャー」というだけではなくて、「いや、やめて」ということがわかった。
- プライベートゾーンを見せてはいけないことがわかった。
- プライベートゾーンを守ることはだいじ。
- プライベートゾーンは、人には見せない、さわらせないのがだいじ。
- プライベートゾーンは、たいせつなところ。
- 大きな声で「たすけてー!」っていうのがだいじ。
学習後、お家でもお子さんといっしょにプライベートゾーンについて一度、お話してみてください。