〈2年〉「松阪牛牛舎」見学
2年生が今年も髙尾さんの牛舎を見学させていただきました。松阪牛は飯南町深野の誇りです。髙尾さんよろしくお願いします。まずは靴の裏をきれいに消毒します。
大きな牛のいる牛舎に入ります。「この牛舎には出荷前の2~3歳の牛がいます。9~10か月まで育った牛を買い、新しい牛舎で1年~1年半飼育してから、ここに来ますよ。肉になるまで牛は生きています。みんなにおいしく食べてもらえるように頑張って育てています。魚や野菜もそうですが、命をいただいているのでありがたく、何でも残さず食べようね。」
汽車が走っていた頃、ここから松阪駅まで牛を歩かせて駅で写真を撮り、東京へ送ったことをきっかけに松阪牛と言われるようになったそうです。
「暴れる子(牛)もいっぱいいますが、牛は大切に育てるとおとなしくなりますよ。全部メスです。」「え~っ!」
子どもたちから質問がたくさん出ました。「牛は何時にねるんですか?」「ここから動かないんですか?」「どうやって名前はつけるんですか?」「運ぶトラックは何トンですか?」「鼻についている輪はなんですか?」「病気になりますか?」
髙尾さんの牛舎の2頭と、田中さんの牛舎(10月8日に6年生が訪問)の2頭が予選を通過し、11月24日(日)の松阪肉牛共進会の「特選松阪牛」審査に出場するそうです。
子牛のいる新舎に入ります。「サツマイモの匂いがする!」「よくわかったね。」
発酵堆肥も見せていただきました。開発に10年。よいものができると地元の農家さんにも喜ばれ、牛の育つ環境も常にきれいに保たれるそうです。触らせてもらいました。
髙尾さんありがとうございました。子どもたちも命を大切に、感謝の気持ちを忘れずに、いっぱい食べて大きくなります!