〈仁柿〉稲わら巨大オブジェ
11月に完成した仁柿の巨大オブジェ。新聞を見てさっそく見に行きたいと思っていたのですが、なかなか都合をつけられず、昨日写真を取りに行くことができました。
仁柿地区住民協議会のみなさんが、数か月かけて作成されました。
6年生も、仁柿住民協議会を訪問させていただき、「地域の活性化に貢献したい。」という思いから始まったことや、その製作方法について教えていただきました。
巨大オブジェは、高さ7m、胴回り11mの巨大なもの。
どっしりとしたフォルムの中にも、「ど根性ガエル のピョン吉」を思わせる親しみやすさも感じます。
カエルには、物価高や戦争といった社会現象を「変える」といった思いが込められているそうです。
完成まで、どんなオブジェになるか秘密になっていたと思うのですが、後ろからの姿を見ると「ウサギ」を連想させるフォルムになっていて、製作途中を見ていた人には、完成した姿を見て驚いた人もいたかもしれません。
この、「稲わらモニュメント」「稲わら巨大オブジェ」は、2016年より作られ、それぞれの年における願いや思いが反映されているそうです。
2016年「イノシシ」
2017年「フクロウ」
2018年「昇竜」
2019年「招き猫」
2020年「アマビエ」
2021年「布袋さん」
2022年「タヌキ」
年を重ねるごとに有名になり、最近では遠方からもたくさんの見学者が来られるとのことです。
また柿野小学校は、地域の学校であることから、仁柿住民協議会から「ミニ稲わらモニュメント」を学校の玄関に飾らせていただく機会を得ています。
2021年「ミニ招き猫」
2022年~現在「とこまる」
稲わら巨大モニュメントの見学を終え、後ろを振り返ると、下仁柿のどんどん火の左義長(さぎちょう)がすでにセッチング済み。
「今年ももう終わりだな」と感じさせられた瞬間となりました。