秋晴れの中、文化祭!〈5年6年〉その3
その2の続きとなります。
5年生
5年生は、社会科の発展的な学習として、地域の方の協力してただき、米作りの体験をさせていただいています。文化祭では、この体験を劇にして活動してきたことについて発表していました。
5月の田植えの様子
田植えに向かう子どもたち
お世話になる地域の方に植え方についてお話を聞きます。
つなの目印を頼りに稲を植えていきます。
植えた稲がこけてしまったり、転んだり悪戦苦闘しながらも田植えの完了です。
地域の方の技に感心する子どもたち。
6月、稲を観察しに行きます。
稲の花が咲いていました。
「稲の花はこんなのやと思っていたけど、こんなんやった。」
米づくりの苦労や虫の被害について語る場面です。
最後は、看板を自分たちの力で立てました。
いよいよ稲刈り、使い方を教わってどんどん刈っていきます。
コンバインの登場、脱穀は機械の力で。
稲刈の最中に溝にはまってしまった一人の子が100年前にタイムスリップ。
昔の米作りの苦労を学びます。
また運よく現代に戻ることができた友だちは、みんなに米作りの苦労を語ります。
おしまい
子どもたちの感想から
「米づくりや、昔のことがよくわかりました。」
「米づくりの苦労や、大切さがわかる劇でした。」
5年生の発表は、台本作りから子どもたちが話し合ってつくりあげた劇でした。自分たちで構成を考え、小道具を工夫してきたことが、堂々とした演技や、楽しげな雰囲気につながっていたと思います。楽しいだけでなく、米づくりの面白さや、苦労がわかる劇になっていました。
6年生
6年生は、社会科で学習したことをミュージカル風に発表しました。また、合唱や合奏を披露しました。
修学旅行で法隆寺を訪れたことから、聖徳太子のことについて音楽に合わせて紹介していました。
聖徳太子は、いっせいに10人に話しかけられても答えることができた。
冠位十二階や十七条憲法の制定の業績や
小野妹子を隋の国に派遣した時の様子を体いっぱいに表現します。
荒れる波にもまれて進む遣隋使の船
次に見学した東大寺。
聖武天皇が中心となって進めた大仏づくり。
次は金閣寺、宋との貿易でたくさんの財を成した足利義満は金閣寺を建立します。
次に銀閣寺、足利義政は室町文化を発展させます。
茶の湯文化
歴史のパートが終り合唱です。
「星の世界」キャンプでも歌っていましたが、今回は3部合唱。素晴らしいハーモニーでした。
歌声が観客席にも響き、心に染み入ります。
次に、合奏「ジュピター」
子どもたちの感想から
「歴史のことはよくわからなかったけど、楽しく知ることができました。」
「合唱・合奏は息がぴったり合って、さすが6年生だと思いました。」
6年生の発表は、発表のしかたがそれそれ違って、自分たちで作り上げたという感じが伝わってきました。また、みんなが楽しんで自信いっぱいに発表できていました。合唱・合奏は子どもたちも静まり返って聞くほど心に響くものでした。さすが6年生です。
1年ぶりの学習発表会になった今回の文化祭。文化祭を通して子どもたちも成長できました。ご観覧いただいた方も、ホームページで内容を確認していただいた方も、ありがとうございました。