〈5年〉米づくり体験:稲刈り
5年生が、社会科の米作りについての学習の一環で、地域の方に教えてもらいながら米づくり体験をしています。
5月には、田植えを体験させていただきました。
7月には、稲の生長観察を行いました。
そして、今回いよいよ稲刈りの体験をさせてもらうことになりました。
体験させてもらう水田は、学校近くの深野方面にあります。
到着したら、栃木さん、宮本さんとそれぞれのご家族の方が出迎えてくれました。
子どもたちが刈りやすいように、周囲の稲を刈っていただくなど準備をしていただいていました。
早速、栃木さんに鎌の使い方を教えてもらいます。使い方によっては危険な農具ですので、子どもたちも真剣に聞いていました。
そのあと一列に並んで稲刈りを始めます。
はじめは慎重だった子どもたちも狩り進むにつれ、コツをつかんだのかテンポよく刈り進めます。
狩るのが速い子はどんどん進むので、刈り取りのラインがでこぼこになってきています。
さあラストスパート。みんな楽しそうに刈り取りに夢中です。
すべての稲の株を刈り取ることができました。お米は一粒でも無駄にしません。落ち穂を拾っている子もいますね。
刈り取った稲の穂たばをコンバインを通し、脱穀します。
脱穀後の稲わらは細かく刻まれ、本来なら稲わらは、コンバインが刈り取りながら田んぼ全体に散らばることになりますが、コンバインは停止したまま脱穀をさせていただいているので、一か所に積み上げられます。
この稲わらも、耕運機などで田んぼにすき込まれ、大切な来年の肥料となることから、そのことを教わった子どもたちが田んぼ全体に藁を広げていきます。
つまり4年生が米作りをする準備をしてくれているのですね。
最後に、栃木さんに質問したり、感想を伝えたりする機会をいただきました。
子どもたちは、米作りの体験を通して多くのことを学んだと思います。
栃木さん、宮本さん、ありがとうございました。