〈3年〉食育授業‐夏野菜でピザを作ろう‐
3年生の総合的な学習の時間に、栄養教諭の森先生が食育の授業の一環として調理実習をしてくれました。メニューは、「夏野菜のピザ」と「キャベツの塩こんぶあえ」です。このキャベツは3年生のみんなが育てたキャベツです。
始めに安全に調理するために気をつけることや、衛生的に調理するためにどのような事に注意するか、教えてもらいました。3年生は、先生から質問を受けると次々に意見を出します。打てば響く!すばらしい態度で学習します。
包丁やガスの火は、まだ3年生なので使わずホットプレートで調理します。
「ホットプレートを使う時注意することはありませんか?」
「ハイ!ふちが熱いので気をつけます。」「ふたも熱くなります。」子どもたちが答えます。
次に手を洗って、消毒です。
今から使う食器類も洗います。洗剤で洗う人。すすぐ人。ふきんで拭き取る人。調理台を拭く人。役割分担しとても効率的に用意します。
次に森先生から調理の仕方と食材について教えてもらいます。
「夏の野菜のいいところは?」「栄養がいっぱいです。」
「夏が旬の野菜は?」「キュウリ」「トマト」「ナス」「オクラ」次々に答えます。
作り方も教えてもらいます。
みんなが作ったキャベツ。キャベツの昆布和えの食材となります。市場に出しても売れそうな立派なキャベツです。
試作で作ったピザを担任の先生が試食します。「本当のピザみたいにおいしい。」
「早く食べたい~。」いやがおうにも子どもたちのテンションが上がります。
いよいよ調理開始です。
ホットプレートに油を引いて。
春巻きの皮をのせます。
ピザソースを塗ります。
ナス、トマト・ピーマンの夏野菜トリオを乗せて。
チーズをのせて、ホットプレートのスイッチオン。
180度に設定してふたをします。
「もうできたかな?」「まだまだチーズがとけていない、、、。」
しばらくして「もうそろそろいいだろう。」「いち に さん 開けよう。」「やったー完成。」
さっそく取り分けます。
「キャベツの塩こんぶあえ」も作ります。キャベツと塩こんぶをあえてできあがり。
できあがったら温かいうちにいただきます。
「おいし~」「先生けっこうおいしいよ。」あちこちで声が上がります。
「ピーマン嫌いな人食べられる?」
「大丈夫だった。」「ぼくはナス苦手だったけど食べられた。」「今日からピーマン苦手じゃなくなりました。」よかったね。
自分たちで作ったキャベツもおいしくいただいていました。
先生に教えてもらった料理がおいしいこともありますが、自分たちで育てた食材を使ったものや、自分たちで作った料理はとてもおいしく感じて、時には苦手なものも克服できるのですね。
最後に給食についてもいろいろ教えていただき、家庭科室で食べました。