〈6年〉粥見井尻遺跡見学
6年生が、縄文時代の遺跡を見学に行きました。6年生では、社会科での歴史分野の学習がこの時期から始まります。
見学地の粥見井尻遺跡は、平成8年に発見され、縄文時代の住居跡や土偶が見つかりました。土偶は、女性の上半身をかたどったもので、日本最古のものの一つだそうです。
松阪市埋蔵物文化財センターの職員の方をお招きし、縄文時代の人々の暮らしについて教えていただきました。
教えていただいた、木野本さんは、この遺跡の発掘調査の際にも関わったそうで、詳しく教えていただきました。
粥見井尻遺跡には「竪穴住居」が復元されており、中にも入れます。
木野本さんには、縄文時代の暮らしのことや、地域の遺跡のことなどについて教えていただきました。
子どもたちは、教わったことをしっかりと書き取り、たくさん質問していました。
下の地図は、子どもたちに配付していただいた飯南地区の遺跡の地図です。赤く丸をしたところは、柿野地区ですが、柿野にも遺跡がたくさんあることがわかります。遺跡があるということは古代から住む人がいたということであり、集落があったことから想像できるのは、昔から山や川が豊かで、食べ物が採れたということでしょう。
子どもたちは、
「今回の見学がおもしろかったので、日本中の遺跡や歴史的なものを調べていきたいと感じた。」「地域にこんなすごい遺跡があることを初めて知り地域を誇りに思った。」「発掘に関係したような遺跡についてよく知っている方に説明してもらったのでよかった。」
などと感想を書いていました。