〈4年・5年・6年〉インターネットとの付き合い方
今日は人権講演会として、大江中学校の平野校長先生に来ていただき、ネットとの付き合い方についてのお話をしていただきました。
特に子どもたちが「ネットにはまってしまう。」ことの多い「ゲーム依存」についてのお話をしていただきました。
「下の図に二つのスマートフォンの絵がありますが、背景によって一つはグレー、一つは白に見えませんか?」
「実はどちらも同じ色なんです。」このように、人の脳は簡単に騙されてしまうとのことでした。
次に子どもたちの実態調査です。自分のスマートフォンをも持っている子どもたちはすくなかったですが、使わせてもらっている子どもたちはたくさんいました。
次にゲームに依存してしまうことについての話になりました。
ネットワークを使ってのゲームをしている子どもたちは1/4ほどいました。結構多いですね。そのゲームの中でもFPSという本人視点のゲームは依存になりやすい傾向があるということでした。また、色・音・レベルが上がる。などの刺激が脳に与える影響についても話していただきました。
ゲーム依存の症状チェックや依存の状態になるとどうなるのかを教えてもらいました。
依存の状態になると「小さなストレスに耐えられなくなったり。」「人とのかかわりがめんどくさくなったり。」「ゲームをしないと不快になったり。」するとのことでした。
ゲーム依存にならないために、日常のルールを守り、や規則正しい生活に気をつけたり、リアルな体験を増やしていったりする必要性などを教えていただきました。
子どもたちからは、「ゲームやSNSについてよくわかった。自分もゲームが好きだけど、依存にならないようにしたい。」や「ゲーム依存にならないために自分の生活を変えていきたい。」などの感想が出されました。
子どもたちは、自分のこととしてお話を聞いていたようで、手をあげて自分の考えを言ったり感想を述べる子が多かったです。
感染防止のため、児童だけの参加となりましたが、是非、保護者にも聞いていただきたい内容であったのが残念でした。