秋晴れの中、文化祭!(2年・4年)その2
その1の続きとなります。
2年生
2年生は、国語で学習した「スイミー」を劇にして発表しました。
「広い海のどこかに、小さな魚のきょうだいたちが、たのしくくらしていた。」
「みんな赤いのに、一ぴきだけは、からす貝よりもまっくろ。」「名前は、スイミー。」
ミサイルみたいにつっこんできたマグロに、きょうだいが飲み込めれスイミーの海の旅が始まります。
「にじ色のゼリーのようなクラゲ。」
「水中ブルド-ザーみたいないせえび。」
見たこともない魚たち。見えない糸でひっぱられている。
ドロップみたいな岩から生えている、こんぶやわかめの林。
うなぎ。かおを見るころには、しっぽをわすれているほど長い。
そして、風にゆれるもも色のやしの木みたいないそぎんちゃく。
そのとき、岩かげにスイミーは見つけた、スイミーのとそっくりの、小さな魚のきょうだいたちを。
「マグロに食べられてしまうよ。」
「そうだ。みんないっしょにおよぐんだ。海でいちばん大きな魚のふりをして。」
「ぼくが目になろう。」
「あさのつめたい水の中を、ひるのかがやく光の中を、みんなはおよぎ、大きな魚をおい出した。」
おしまい
みんなの感想から
「全員自分の特技を生かして、演技をしていたのがよかったです。」
「小道具だけでなく、体の動きで海の様子を表現できていたのがよかったです。」
2年生の発表は、舞台全体を使って場面の様子や、登場人物の動きを表現していました。子どもたちの感想にもありましたが、海で出会う生物を体全体で表したり、自分の特技を披露したりすることで表現することができていました。
4年生
4年生では、社会科で郷土の発展に尽くした人や、大きな業績を残した人について学びます。その発展的な学習として「総合的な学習の時間」に「本居宣長」について調べたことを発表しました。
はじめに「宣長さんの紹介」です。
次に「古事記伝」についての発表です。
「鈴の屋について」の発表です。
宣長さんが愛用した、鈴についてのクイズも出してくれました。
最後に、賀茂真淵と宣長の「松阪の一夜」について
学習したことを、まとめたりクイズにしたりして、わかりやすかったです。
自分も4年生の時、勉強したけど忘れてしまっていたけど、よくわかりました。
4年生は、社会見学や学校での調べ学習で、時間をかけて自分たちでよく調べ、内容を理解したうえでまとめていたことが発表の内容からわかりました。はた、大きくはっきりした声で、堂々とした態度で発表していました。自分たちの調べたことを聞いてほしいという自信の表れだと感じました。